赤ちゃんが寝がえりをうったり手足を自由に動かせるようになったら
ハイハイ期が始まりますね!
家事をするママについて行ったり、気になるものを見つけて向かったり。
今回は、「運動能力の基礎をつくる!ハイハイはとっても大切!」
というテーマでお伝えいたします。
ハイハイ期を逃さないで!
ハイハイを始める時期は、個人差はありますが
だいたい8か月頃前後が目安となります。
うちの子はまだハイハイをしない…と不安にならなくても大丈夫。
大事なのは、始めた時期ではなくて、どれだけハイハイを行ったかです。
なぜなら、ハイハイは身体と脳の発達にとって
非常に大切な動きだからです。
ハイハイをする期間が短かったり、ハイハイ期をとばして
つたい歩きをしだしたりすると
この時期の発達が成熟せず、身体や脳が未熟なままで
その後の発育に影響を与えてしまう可能性もあります。
部屋にものが溢れていると、すぐつかまり立ちに移行したりするので
ハイハイ期がはじまったら、周囲の危険なものを取り除き
思う存分ハイハイができる環境を作ってあげましょう。
慣れてきたら布団などで小さな段差を作ってあげて
登ったり下りたり、いろんな動きをさせてあげてたり
外の芝生など普段と違った場所でハイハイさせてみてもいいですね。
上手にできないときは、ママやパパがお手本を見せてあげましょう♪
ハイハイは運動能力を育てる!
ハイハイは、全身を使った運動です。
実際にやってみるとわかるのですが、首や肩の筋肉
背筋、腹筋、手指の筋肉をたくさん使うので疲れます。
ハイハイをすることで赤ちゃんの体幹の中でも
特に背筋が鍛えられていきます。
背筋はバランスをとるのに非常に重要な筋肉ですので
この時期に鍛えておくと、立ち上がったときに
バランスを取りやすくなります。
また、目と手、手と足など、二つ以上の部位を同時に使う動作も
ハイハイをすることでうまくできるようになります。
この動作は協応動作と呼ばれていますが、
協応動作が上手にできるようになると
転倒しそうな時に危険を察知して手を伸ばすなど
危機回避能力も鍛えられていきます。
つまりハイハイは、成長してから良い姿勢を維持したり
バランス感覚に優れた運動神経の良い子を育てるのに
大切な基礎運動なんです。
脳の発達にもいい運動♪
ハイハイができるようになると、赤ちゃんの世界は
ベッドの上から一気に広がっていきます。
ハイハイを始めたばかりの腹這い運動(ずりばい)が重要。
親指で地面を蹴って進むという行動が、脳の発達に良いのです。
たくさんの物に興味を持ち、自分で目的のものまで移動して
触ったり舐めたり、五感を使って確かめます。
そうやって脳をフルに使うことで、五感が磨かれ賢い子に育ちます。
ずりばいからハイハイ、つかまり立ちが始まるまでの時期は
赤ちゃんの成長にとっては不可欠です。
現代では和室がある家が少なくなったので
なかなかスペースが取りづらくなったかもしれません。
ですが、赤ちゃんがうつぶせで手足をバタバタさせ始めたら
出来る限り大きなスペースを確保して
赤ちゃんが思う存分動き回れるような環境を用意してあげましょう。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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