人生のどこかで迎える受験。
そのタイミングは人それぞれ、お子様によって違いますよね。
今回は中学受験のお話。
中学受験は小学3年生の2月から新4年生としてスタートさせるのが一般的とされてきました。
しかし2年前ほどから、塾に予約が殺到し、新4年生からでは満席で入塾できず、学年を早めて入塾するお子様が多くなってきました。
早いお子様で小学1年生から受験塾に通う現象が起きています。
いつ受験するか人それぞれのように、入塾するタイミングもそれぞれですが、
小学校スタートと共に受験塾もスタートという6年間はどんなものでしょうか?
時代と共に中学受験の試験内容も変化してきています。
今までは覚えたことがそのまま出題されたり、暗記をして、それを繰り返していけば、乗り越えられてきた受験ですが、
これからの受験(中学だけでなく高校大学も)は覚えたことを自分で組み立て表現する、
思考力が重要視されてきています。
難関校だけではなく、どの学校も思考力問題が占める割合が増えてきています。
しかしその思考力というのは受験勉強を始めてから身につけようとしてもなかなか難しいものがあります。
さらに国語の長文読解では大人の世界を描いた本から出題されることがほとんどで、
子供達がイメージするのが難しかったりします。
ではどうしたら思考力、イメージする力を身につけられるのでしょうか?
それは脳の発達が最も盛んな幼児期から、様々な情報を繰り返しインプットし、
積み重ねていくことで自然とアウトプットできるようになり、
五感をフルに使っていくことで思考力、イメージ力が養われていきます。
乳幼児期(0歳から)というのはまだ「これはこうである」という概念がない状態なので、
覚えようという意識ではなく、自然と何でも楽しいものとして頭にインプットされていきます。
そういう感覚でインプットされたものは、のちに難しいと感じず、
楽しいと感じながらアウトプットしていくことができます。
そして色々なものの見方ができます。
中学受験ではどの教科もかなりの難問が出題されますが、乳幼児期から楽しい感覚が身についていると、
難問も難問ではなく、ゲーム感覚で楽しさを感じながら解いていけます。
算数においては、小学校入学して数字から学ぶよりも、乳幼児期に数を量を掴みながら沢山見ていくことが大切です。
量をたくさん見ていくことで、のちに数を頭の中で楽しく合成分解ができて、
四則混合算や数字が何桁になっても、その楽しさは変わりません。
そして中学受験の算数で好き嫌いがはっきり出ると言われている図形問題。
シンプルなものから、回転図形、立体切断問題とイメージしづらい問題も多く、
難しいものに映ります。
しかし図形に強くなることも、幼児期から平面図形、立体図形、
さまざまな方向からたくさん見て、触っていくことで、問題を見た時に、
自然と補助線が引けたり、違う角度から見れたり、折った図が頭に浮かんだりと、
いろいろな見方ができるようになります。
国語の長文読解問題も、乳幼児期からイメージする力、何か一つの絵を見て、
その絵の中に入ってみたり、自分が米粒のように小さくなって、
想像の世界を体験してみるなど、想像を膨らませていくことで、長文の中の情景を想像でき、
登場人物の気持ちを感じながら読み進めていける、つまり文章の行と行の間を読んでいくことができるのです。
ある中学ではこんな問題が出題されています。
少し左に傾いたやじろべえの絵が一枚だけあります。
これに関しての設問は
「この絵を見て、あなたが考えたことをわかりやすく書きましょう」
です。
さぁどう答えますか?
たくさん覚えたことがあったとしても、それをどう組み立てていくか?
というところが問われる問題です。
自分の経験、物の見方、想像力などを盛り込んで500〜600字以内にまとめます。
正解は1つではないと思うと、想像が広がってワクワクしますね♫
理科社会も覚えることが膨大な量で、テスト毎にひたすら参考書や塾のテキストとにらめっこ。
子供達は覚えることに必死になります。
受験勉強スタートしてからこなせなくはありませんが、子供達の負担はかなりのものです。
ではお子様が負担なく学べる環境とは、どうやって作っていったら良いのでしょうか?
この環境作りも、小さい頃にあります。親子でたくさんの体験し、
学ぶことが楽しいという感覚を掴んでいくということです。
この環境作りがとても大事だと思います。
将来、中学受験をお考えの保護者の皆様にお伝えしたいことは、
まずは小さい今の時期に、親子一緒にいろいろな体験をして、
楽しく遊んで(学んで)ほしいということです。
その中で、お子様の成長を見逃さず、日々の成長、頑張りをたくさん褒めてあげてください。
それが自己肯定感に繋がり、のちに中学受験を迎えるのに大切な
やる気・やり抜く力になっていきます。
時代の流れも早く、受験に対する意識も変化し、焦る気持ちもあると思いますが、
まずはお子様自身をしっかり見つめて、お子様にあった受験のタイミングを見つけてあげてください。
受験勉強に6年かけなくても、幼児期の豊富な体験によって、
お子様によっては1年、2年で十分かもしれません。
この目まぐるしい時代を、子供達も必死に生きています。
そんな世の中だからこそ、親子で一緒にいられる幼児期にEQ力(活きる力)を育みながら、
一緒に楽しく学べる体験をしてみてはいかがですか?
受験塾では学べない気づきが、幼児期にたくさん隠されています。
幼児教室EQWELにはそんな将来に繋がる楽しい学びがたくさん詰まっています!!
さまざまな方向から脳を刺激するとともに、お子様の好きを発見し、
何かを学ぶきっかけを作ることができます。
それは勉強分野だけでなく、芸術面、スポーツ面、そして活きる力までと多岐にわたっています。
中学受験の準備として、小学校入る前の準備として、身につけたい力が楽しく育っていきます。
どうしようかな?気になる!と思った時がチャンスです。
是非、体験レッスンにお越しください^^
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